スキー場に必要不可欠なリフト。「リフトが怖い」とおっしゃる初心の方もいらっしゃいますが、そもそもリフトが無かったら、自分の足で斜面を登るしかないので、リフトは無くてはならない存在だと思っていたのですが、それだけでは、なかったんです!
ニセコYummy’sで飲んでるときリフトスタッフと出会って「そうだったのか!」考えが変わりました。詳しくお話ししますね(^_^)
ニセコのペンション街のピザレストランNisekoYummy’s
ニセコスキー場(ニセコ・グラン・ヒラフ)の麓にあるペンション街。その一角にたたずむログハウス。これがアットホームなレストラン、NisekoYummy’sです。

リフトスタッフさんとの出会い
食事をしながら飲んでいると、若いお客さんと隣合わせになりました。

なんでも、ニセコのリフトスタッフなんだって!

私の人生、いろんな方々に会ったし、いろんな滑り屋さんにも会ったけど、リフトスタッフさんと会ったのは初めてでした。
そこでついつい、話しに花が咲いたんですが、意外だったこと・・・

へぇ、なぜ決まってるんですか?

決まっているおかげで、モーター音を聴くだけでリフトの調子が分かるんです!
・・・それから、リフトが止まらずに安全に運行するための色々な苦労話しをしてくださいました。

そうだったのか・・・・・・!
『リフトなんて、スイッチを入れればモーターが回って動く・・・』としか思っていなかった私。実は、舞台裏でスタッフさんたちの努力があったんです。
過酷な自然環境の中でも私たちを運ぶリフト
考えてみれば、私たちが利用する冬場のスキー場では、リフトは過酷な自然環境の中での運行ですよね。

突然の強風に煽られたり、雪がへばりついたり、着氷でガチガチになったり・・・。
万が一、故障してストップなんかすると、客は宙づり状態。降りるに降りられない。ウェア-着ていても、搬器の上でじっと待てるのはせいぜい5分か10分。低体温症と隣り合わせ。
そんなことにならないように、スタッフの皆さんが頑張って下さっている・・・初めて知りました。

でもね、お客さんの中には、リフト降りるときに、「ありがとう」と言ってくださる方がいらっしゃって、僕たちは、その一言が嬉しいんです!
しまった、しまった、これまで、ヘッドフォンして音楽がんがん鳴らしながら乗り降りしてたなぁ(汗)
スキー場のリフトを動かしているのは”人”だった(^_^)。ありがと~♪
動画にもまとめてみました!
・・・という記事・動画を公開したところ、フォロワーさんから、とても貴重なお言葉をいただきました。以下に追伸記事でご紹介!
追伸記事です!
twitterでこんなやりとりしました!

https://twitter.com/whitefallsnow
こんな動画作ってみた!
『リフトを動かしているのは人だった!』
スキー場で、いつも当たり前のように乗っているリフトだけど、 縁の下でスタッフの皆さんが・・・

https://twitter.com/guru_ski
「リフト深堀り」面白いです
「山頂(降り場)山麓(乗り場)」のやり取り
初めて停止ボタン押す緊張感など…
動画見て思い出しちゃいましたw
リフトも面白いです
「緊張感」という言葉を聞いて・・・!
私がよく行く最寄りスキー場は、九重森林公園スキー場ですが、初心の方が結構多い。すると、リフトの乗り降りでも、板の扱いがままならず、「キャー」とか「わー」とか、そしてリフト緊急停止が頻発します。その度に、「一体だれ?リフトに乗り損なったのは?」・・・何となく迷惑だなあ、としか思ってなかった私です。
でも、でもリフトが緊急停止するということは、ボタンを押す人がいらっしゃるから。「緊張感」という言葉を聞いて、緊急停止ボタンを押す人の目線がパッと浮かびました。
目の前のお客が、リフト乗車に失敗しそうな動きをしている・・・
- 緊急ボタンを押せば、搬器に乗っている何百人もの人が「あ~」と思ってしまう。
- ボタンを押すのを待って、このまま様子をみていれば、このお客は何とか乗車できるかも。
- しかし、ボタンを押すのが遅すぎたら、事故になるかも。
この判断を、ほんの一瞬で下さなければならない!!としたら、私なら手が震えそうです。しかも、10秒(?)ごとに・・・。
初めて停止ボタン押す緊張感!
いやいや、リフトスタッフの皆様、本当にありがとうございま~す(^_^)
ニセコにはリフトが何基もあるけれど、それぞれのリフトごとにスタッフが決まっているんです。ぼくの担当は、あの△△△です!