【車中泊】やっぱり温水シャワーが欲しいので自作してみたら簡単だった!

車中泊していると、せめてシャワーにかかれたらいいですよね。でも夏場ならポリタンクに水を入れておけば温まって丁度よくなりますが、それ以外の季節で水のシャワーはちょっと厳しい。やっぱり温水シャワーが欲しいですよね。この記事では超簡単な温水シャワーの自作法をお話しします。

車中泊用の電動シャワーを自作する超簡単な方法!

山歩きに出かけて車中泊をすると、せめてシャワーをさっと浴びたいと思うことがよくあります。そこで、電動シャワーの自作を試みたのですが、ハサミがあれば作れるとても簡単な方法を見つけました。

ガーデン散水セットス・リムタイプのホースを、2メートルの長さでハサミで切って、お風呂用の揚水ポンプに差し込む、という超簡単工作。それでいて、スイッチを入れると、20Lポリタンクの水が、シャーっと散水できるんです。

こんなに簡単にできて、材料代も5千円札があれば余ってしまいます!

とても気に入って、ちょくちょく利用していたのですが、このやり方では困る点が出てきました。

水が冷たい!

真夏ならいいのですが、春・秋・冬は水が冷たいのです。やっぱり温水シャワーが欲しいですよね?

車中泊用温水シャワーの自作にチャレンジ!

20Lポリタンクの水を何らかの方法で温めることができれば、車中泊用温水シャワーが実現します。そこで、真冬でも温めることが可能な方法を模索しました。

電気の力で温水を作れないか?

最初に検討したのが、電気の力で温水が作れないかという点です。

車載用電気ポット

ネットで検索すると、車載用の電気ポットが数多く売られています。そこでこれらの電気ポットが使えないものか検討しました。

【車載用電気ポットの利点】

  • 車載用の電気ポットは12V電源で使え手軽。

【車載用電気ポットの欠点】

  • 車載用の電気ポットはお湯が沸くのに時間がかかる。
  • 車載用の電気ポットで沸かせる湯量は1リットル前後で少ない。
  • 車載用の電気ポットで沸かすと熱湯になるので火傷の危険がある。

ということで、これを使って20Lポリタンクの水を温めるのは現実的ではないようです。

車載用カップヒーター

次に検討したのが、車載用のカップヒーターです。これは、水を入れたカップの縁からこのヒーターを挿入しておくと、お湯が沸かせるというものです。

【車載用カップヒーターの利点】

  • 水に差し込むだけでお湯が沸かせるので手軽。

【車載用カップヒーターの欠点】

  • カップ1杯を沸かすのに30分かかるという。
  • ポリタンクの縁に取り付けても、水面近くの水しか温められない。

ということで、これも20Lポリタンクの水を温めるには現実的ではありません。

考えてみると、車のシガライターから供給できる電力は120W程度しかありません。これを使って冬場に湯沸かしすると、ペースが遅すぎて温まった先から冷めてしまうでしょう。

ガスの熱で温水を作れないか?

電気の力が無理ならガスはどうでしょうか。ガスなら火力が強くお湯が素早く沸かせるはずです。

ガスを車内で使うのは危険

しかし、ガス器具は不完全燃焼や火傷の危険があるので、車内での使用はできません。ということは、車を駐車し、車の横などにガス器具を置いて湯沸かしすることになります。

ガス器具で湯を沸かすのは大掛かりになる

そうなると、ガス器具を設置する安定した台とか、火にかけるためのケットルとか、強風でも火が消えない対策などが必要となりますので、意外に大掛かりになってしまいます。

これでは、ちょっとシャワーを浴びたいというわけには行かなくなってしまいますね~。

もっと手軽に簡単に水を温める方はないものでしょうか?

エンジンルームの熱で温水を作れないか?

そんな時、停車中にたまたま手が触れた車のボンネット・・・。

『熱い!!!』

エンジンがかかっている時の車のボンネットって、意外に熱いんです!!

『そうか、エンジンルームの排熱を利用できないだろうか?』

ボンネットを開けてみると、エンジンとバッテリーの間に、熱風の通り道を見つけました。

この写真の手前にラジエターがありそれを冷やす冷却ファンからの風でした。風とは言ってもかなり温度が高く熱風です。ポリタンクからパイプで水をひいてきて、この熱風を当てることができれば、水はぐんぐん温まるはずです!!!

【熱交換型】車中泊用温水シャワーの超簡単自作法!

アイテムリスト

1 熱交換器

エアコンを掃除する時などにフィルターを外すと、その内側にアルミの細かい「ひだ」が並んでいるのが見えますが、あの「ひだ」が熱交換器でラジエターとも呼ばれています。「ひだ」のスキマを風が通り抜けるときに、熱を放出したり吸収したりします。

エンジンルームの熱風の通り道にすっぽりはまる大きさの熱交換器がないものか、探してみました。すると、次の写真のような熱交換器が見つかりました。

材質は熱伝導率が高いと言われるアルミ製。細かい網目状のひだが並んでおり、細い水パイプがひだを縫うように配置されていて、水の熱をひだから放出したり、逆にひだを通り抜けた熱風で水を温めたりできそうです。

2 汎用ステンレス取付金具

アルミ製の熱交換器は、材料が柔らかく固い物と接触するとすぐに曲がってしまいます。それを避けるためには、しっかりと支えになる金具が必要です。そこで、ホームセンターなどでよく見かける汎用ステンレス取付金具を入手しました。

3 スリムホース

熱交換器から水を出し入れするためのホースを調達する必要がありますが、スリムホースと呼ばれている内径7.5ミリ外径11ミリ程度のホースが丁度よさそうです。5メートルを2本。

一般的に家庭で使われているホースは内径15ミリです。スリムホースは内径が1/2になりますから断面積としては1/4。つまり、中を流れる水の重さが1/4で済むことになります。その代わり水の抵抗が増えますが。。。

スリムホースを購入する場合は、ホース単品よりも、次の写真のような散水セット(ホース、リール、ノズル)がお得です。

超簡単!温水装置の組み立て

熱交換器に金具を取り付ける

必要な工具はプラスドライバーだけ。付属のネジを使って金具を取り付けます。

熱交換器に付属していたネジを使って↓次の写真のように金具を取り付けてみました。ネジが小さいため、これだけでは強度が足りませんが、仮止めにはちょうどよさそうです。

エンジンルームに設置する

※これは私の車に取り付ける場合の事例です。ご自分の車に合う方法をご検討下さい。また自己責任でお願いします。

私の車の場合、この金具をバッテリー取付ネジにかぶせて、6ミリのナットで固定できました。

※バッテリーの赤い端子には絶対に金属を触れさせないでください。

ホースをねじ込む

熱交換器のホース取付口とスリムホースの大きさの関係はこんな感じです。

きゅっとねじ込むだけでOKです!

水圧が高くないので、金具などで締め付けなくても、今のところ大丈夫です。

ホースの取り回し

こうやってエンジンルームからホースを取り出してみました。水の流れに影響はありません。そのあとは、窓を少し開けてそのスキマから車内に。

風呂水ポンプにねじ込む

2本のスリムホースの一方を、風呂水ポンプにねじ込みます。そして、水タンクに沈めます。

※正確には、水ポンプを横向きに入れて空気を抜く必要があります。

設置完了!

もう一方のスリムホースも水タンクに突っ込んだら設置完了です。

超簡単!温水装置の撤去・再設置

この温水装置は、エンジンルームに設置する以上、走行中は避けたいものです。でもご安心を!撤去は超簡単。バッテリー取付ネジから取り外し、そのまま、ポリタンクのそばなどに収納すれはOKです。

再び設置したい場合は、ボンネットを開けてバッテリー取付ネジのところにかぶせるだけです。簡単でしょ!

【熱交換型】車中泊用温水シャワーの自作~本当に湯が出るの~

自作してみたものの、お湯が作れないというのでは悲しいですよね。

そこで、この装置で本当にお湯が出るか、確かめてみました。

エンジン始動

まず車のエンジンを始動し、エンジンルームが温まるまでしばらく待ちます。

風呂水ポンプのスイッチを入れる

エンジンルームが温まったら、風呂水ポンプの電源を入れて、ポリタンクの水を熱交換器に送り込みます。

戻ってきた水の温度を確かめる

すると、熱交換器かポリタンクに水が戻ってきます。この水に触ってみると・・・。

温かい、お湯だ!

本当に大成功でした。

【車中泊】やっぱり温水シャワーが欲しいので自作~まとめ~

記事本文でお話ししたように、温水シャワーがこんなに簡単に自作できるなんて、自分でも驚いています。これはひとえに、ピッタリの大きさの熱交換器が簡単に手に入るおかげでしょう。

エンジンルーム内は安全第一で!

簡単に設置できるからこそ、慎重になるべきなのは、エンジンルーム内の安全性です。十分に配慮して、事故や故障の無い気持ちいいシャワーを楽しみましょう!

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