「山を登るのはきつくてイヤ、下りならいいけど・・・」そんな方に朗報です。『下るだけでも筋トレ効果あり』という都合のいいニュースが飛び込んで来ました。鶴見岳にロープウェイで登り、下りは歩いてみると・・・！
この記事を読めば、忍耐不要のラクな山歩きが出来るかもですよ～♪
登りがきつすぎて、酸素缶を持参した友人・・・
山歩きの仲間の皆さんと、山に登ったときのことです。友人の一人が、最近、体重が増えすぎて、登りがとてもきつく感じられるようになり、息が持たなくなったそうです。
ついには、酸素缶を持参しました・・・。
山歩きに興味はあるけど、登りがどうしてもきつすぎる、という方は彼以外にもたくさんいらっしゃることだと思います。
でも、これまでの私は、『山は登る時の負荷で有酸素運動ができるところに価値がある！登ってなんぼだ！』と思っていたのですが・・・。
これは衝撃的！～下りでも効果あり～
2020年6月にNHKのBSプレミアム「美と若さの新常識」で次のような番組が放送されました。
【下りでも効果あり！階段で美を目指せ】
・・・階段は下るだけで効果抜群の筋トレになることが明らかに！鍛えられるのは、おなか回りや太ももなどの下半身の筋肉。糖尿病の予防にもなり、筋肉が出すホルモンで美肌に、骨が出すホルモンで若返るにもつながるという。・・・
出典：NHK公式サイト
この番組では、集まった人々に、長い階段を上るグループと階段を下るグループに分かれて実体験してもらったところ、下っただけグループの人でも次の日・・・。
何と、筋肉痛になっていたそうです。
つまり、効果があったことを意味します。登りと下りでは、効果の出方が違うようです。登りは、心肺機能が鍛えられ、下りは、足腰の筋肉が鍛えられるのだそうです。
（詳細は、NHKの公式サイトをご覧下さい。）
～下りでも効果あり～山でも同じ事が言えるのでは？
だとするなら、山でも同じ事が言えるのではないでしょうか？下るだけでも、足腰を鍛える効果がある！ということになりますね。
酸素缶が必要だったあの友人、何も、無理に歩いて登らなくても、何らかの手段で山頂まで行き、下りだけをみんなと楽しんでも良かった事になります！
そうか！ロープウェイや、リフト、ケーブルカーが設置されている山ならいいんだ！そこで・・・
鶴見岳にロープウェイで登り、徒歩で下ってみた！
そもそも鶴見岳ってどんな山？
「ロープウェイが設置されている山」でピント来たのが、大分県別府（べっぷ）市にある、鶴見岳（つるみだけ）です。標高は、わずか1,375mなのですが、別府湾のすぐ横にニョキッと佇んでいますので、山頂からは、別府の温泉街や別府湾が一望できます。
逆に、別府の温泉街からは、鶴見岳のロープウェイが丸見え。「あ～、乗ってみたいな」とついつい思ってしまう抜群のロケーションです。
海外でも知られている鶴見岳
ついでに、鶴見岳といえば、ハングライダーでも有名。
寅さんの映画の中に登場したり、確か、西部警察の１シーンにもなっていたような記憶があります。やっぱり、別府湾のすぐ横にニョキッと佇む姿が、ハングライダーには好都合なのでしょうか。
世界選手権大会が1981年に鶴見岳で開かれたことがあるらしくて、先日、北海道のニセコスキー場のリフトに乗った際、たまたま隣に座ったオーストラリアの方、そのときの大会に出場したそうで、私が、九州から来た事を告げると、「Oh! I know Tsurumi-dake!」とおっしゃっていました。
鶴見岳の別府ロープウエイがコレ！
まず、このロープウエイに乗って、山頂まで行きます。片道の料金は1,000円程度。所要時間は10分程度。
あとは、山頂からのんびり歩いて降りるだけです。
標高差は300ｍ程度なので、東京タワーを階段を使って降りるようなものでしょうか。
次の日、足が筋肉痛になりました！ あんなにラクだったのに、しっかり筋トレ効果があるんですね。
お近くで歩かなくても登れる山を探してみませんか？
私が住む福岡エリアでいうと、北九州市の皿倉山（さらくらやま）にケーブルカーが設置されています。標高差は約400m。料金は片道430円程度ですので、ケーブルカーで登って、歩いて降りたいですね。
あなたも、ご自分のお近くで、ロープウエイ・ケーブルカー・観光リフトなどのある山を探して、「山くだり」してみませんか？
まとめです
山に登るのは、体力的にきつすぎる・・・、そんな方は、ロープウエイやケーブルカーやリフトで登れる山を選び、歩いて下る「山くだり」もご検討下さい！！
下るだけでも健康増進効果有りですよ～♪
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