「腱鞘炎の激痛で手が使えない」「膝の調子が悪い」「足裏の激痛で歩けない」そんな状況に陥った私が、”やまあそび”を続けたい一心で見つけた意外な方法があります。おかげで、現在の私は、元気いっぱいです♪
どんな方法をとったのか、詳しくお話ししますので、似たようなカラダのトラブルでお悩みの方の参考になれば幸いです。
目次
私のカラダに起きていたトラブルとは?
そもそも、私のカラダにどんなトラブルが起きていたのかというと・・・。
突然「足の裏」に激痛!一歩も進めなくなった(涙)
ある日、「足の裏」に激痛が走り、まともに歩行出来なくなり、松葉杖のお世話になりました。
きっかけは歩道の段差をぴょんと跨いだとき
会食に誘われて、街中を歩いている時、歩道から車道に出ようとして、ちょっとした段差を、ぴょんと越えて着地した瞬間でした。
ずきーーーーーーーん!
左足の裏の丁度、踵のの部分に激痛が。たとえて言うと、足の裏を、ハンマーで思いっきり殴られたような感じでした。
思わず、左足を浮かせて、靴の裏に釘などが刺さっていないか、確認しました。外観に、これと言って異常は見当たらず・・・。でも、飛び上がるように傷むのです。足首を回してみると、普通に回りますので、アキレス腱は切れてなさそう。
歩行を再開しようと思って、左足を地面につけようとすると
ーーーーズキン!!!!ーーーーー
これでは、まともに歩けません。仕方ないから、左の踵を浮かし、つま先歩きで、会場に行きました。
長距離走が趣味のこの私です。ランニング中に、足首をちょっとひねる、なんてことはよくある話。ひねったと思った時点で走るのを中止し、1時間ほど安静にしておくと、大抵は、治ってしまうものでした。
この日も、会食中に足をいたわっておけば、帰宅時には、回復しているだろうと期待したのですが・・・。
会食が終わって、立ち上がろうとすると、
ーーーーーずき~~~~ん!ーーーー
何と、地面に踵が触れるだけで、激痛が走りました。つま先歩きもままならない(汗)。仕方がないのでケンケンしながらタクシーを呼んで帰りました。
「足底筋膜炎」と診断された
次の日、自宅近くの整形外科を受診。
レントゲンを撮ってみると、正常な右足に比べて、痛みがある左足は、足裏の皮の厚さが2倍ほどに・・・。
「うむーー、これはですね。足底筋膜炎(そくていきんまくえん)です。」と主治医。
何でも、陸上競技をやる人や、卓球選手など、足裏に負荷をかける人によく見られる炎症とのこと。
「癌をはじめとする深刻な病変ではないので、深刻になる必要はない。しばらく安静にして、鎮痛剤などを服用すればよい」、とのことでした。
深刻な病変ではない、でもカラダに異変が起きている!?
医療機関をきちんと受診し、「深刻な病変ではない」という診断をもらったのはいいのですが、そもそも、なぜ足底筋膜炎になったのか?という根本的なギモンが残りました。
私は、早朝にジョギングを楽しむのが趣味の一つ。これは、もう何十年間も続けていて、洗顔する・トイレに行く・歯を磨く、などのルーチンの一つになっています。だからこそ、疑問だらけ・・・。
- これまで、一度も、足底筋膜炎なんかになったことないのに、なぜ今回?
- カラダに何らかの異変が起きているのでは?
- 加齢が原因とするなら、年々歳をとるから、今後、更に悪化する?
そのうち、やまあそびが出来なくなるのではないか、という一抹の不安を抱えながら、日々、過ごしていました。
何とかしなくっちゃ!!!
右足の膝が痛くて、敵前逃亡!
冬絶景スキーを、スノーボードで楽しむ場合、私はインストラクターさんを雇って、個人レッスンをお願いしています。そうすることで、圧倒的に上達が早くなるし、安全に滑る事ができるからです。
スノボを習っている最中に突然、膝に激痛が!
個人レッスンの申込みを済ませ、インストラクターさんと対面し、いよいよこれから、リフトに乗ろうとした時でした。
ズキ~~~~~ン!
突然、右の膝の関節に激痛が!あまりの痛さに、その場に座り込んでしまいました。
結局、その日は回復せず、レッスンは中止、あきらめて帰宅しました・・・。
深刻な病変はないから様子をみましょう、と言われたけれど
病院で相談すると、「深刻な病変ではありませんから安心して下さい。」と言われましたが、同時に「膝の状態は歳相応です。今後、様子をみましょう。」とのこと・・・。しかし、
- 歳相応の膝の状態⇒「加齢が原因である」
- 今後、様子をみましょう⇒「仕方ないですよ」
つまり、私には、「加齢で膝が弱くなっているから、仕方ないですよ。もう諦めれば?」と聞こえてしまうんです。しかし、本当の原因は何なの?
カラダに何か異変が起きている!それは何?・・・ますます深まる謎。
そんなバカな!何とかしなくっちゃ!!
左手の指関節に激痛が走り、手が使えない。リウマチかも?
瓶の蓋を開けようとして指関節に激痛!
瓶の蓋を開けようとすると、固くてなかなか開きません。そこで、力を込めて、思いっきり回しました。すると・・・。
ズキーーーーーーン!
左手の指に、激痛が走りました。こんな事で指に激痛が走るのは、初めてのことです。やはり、私のカラダに何か異変が起きている!そう思いました。
自分の指をよく観察すると、人差し指と中指の第2関節がまっすぐ伸びないことに気付きました。
- 関節そのものが変形している?
- いつの間にそうなったの?
- なぜそうなったの?
ギモンだらけでした。そういえば、定期健康診断の結果に、「リウマチ因子の数値が高いです」と書かれてるのを思い出し、「もしや、リウマチ?」と不安になりました。もしそうなら、早期発見・早期治療をしないと、山遊び出来なくなるかも(汗)
「リウマチかどうか様子をみましょう」と診断され・・・
病院で相談すると、「腱鞘炎ですね。しばらく安静にして下さい。消炎鎮痛剤の軟膏を処方しときますね。」
という診断結果。
「先生、健康診断でリウマチ因子が高いと書いてあるんですが」と検診結果の通知を見せました。
「リウマチかもしれないし、そうでないかもしれないし、今の段階では、何とも言えません。しばらく様子をみましょう」というお答え・・・。
何ですって?『しばらく様子を見る』⇒『もっと悪くなる』⇒『診断名が出る』という流れになりそうです。これでは早期発見・早期治療にはなりません。
歳だからと思わずに解決策を探った!
カラダにトラブルが起きる度に、
- 歳相応ですよ
- 加齢が原因だから仕方ないですよ
- 様子みましょう
などと、医者から言われたら、「歳には勝てないから、とりあえず、様子をみることにするか」と思うのが一般的かも知れません。
しかし、それではやま遊び出来なくなってしまいます。
これは大変!!!
何か、解決策を見つけて、山遊びを続けたい!と考えました♪
腱鞘炎の治療『温熱療法』に通ってみた
早く治して、リウマチの可能性を消し去りたい、と、主治医の勧めで、病院の『温熱療法』に通いました。
腱鞘炎を起こしている左手を、パラフィン浴装置(医療用のパラフィンをヒーターで約50℃に温め大型の洗面器ほどの容器に満たしたもの)に差し込みます。すると、体温の方が低いため、手の皮膚にべっとりとパラフィンが固形化して張り付きます。(まるで白い手袋!)。手を抜き取って、保温しながら15分ほど安静に。
次に、マイクロ波治療器で、指にマイクロ波を当てます。深部を温めて、血行をよくするもののようです。
1回500円で30分間の温熱療法だったのですが、指がすっかり温まって、痛みが軽くなり動かしやすくなるのがとても気持ちよかったです!
・・・でも、一日経つと、もとの痛みのまま。何日も通いましたが、進展しているとは思えませんでした。
痛み止めを飲んでみた
これも主治医の勧めで、痛み止め(消炎鎮痛剤)をしばらく服用してみました。医者が処方する薬ですから、ドラッグストアーなどの痛み止めよりも遙かに強力。
・・・でも、好転なし。もとの痛みのままでした。
鎮痛剤を塗ってみた
これまた主治医の勧めで、消炎鎮痛剤の軟膏を処方してもらい、しばらく、塗り続けました。これも医者が処方する薬ですから、ドラッグストアーなどのものよりも、遙かに強力。
・・・・・
好転無し(涙)
マッサージを試してみた
「腱鞘炎に効果のある指マッサージ」という内容の本を見つけました。「マッサージでよくなるのなら、お安い御用」と思って、マッサージに取り組んでみました。
・・・・・・
好転無し(涙)
指サポーターをしてみた
そんなときに、たまたまお会いした、ピアノ弾きさんから、新たな情報をもらいました。その方は、指の腱鞘炎で一時的にピアノが弾けなかったそうですが、治っていました。
どうやって治したかきくと、「負荷をかけず安静にしておくと、1ヶ月ぐらいで回復した」とのことです。そうは言っても、つい、力を入れてしまうので、保護のために、サポーターをしていたそうです。
そこで、早速、Amazonで指サポーターを購入し、試してみました。
1週間ほど経つと、痛みが軽くなってくるのがわかりました。
・・・でも、何かのきっかけで負荷がかかると、ズキーン!!
というわけで、物理的な負荷が原因というより、何か、体質の変化というか体調の変化というか、内科的な理由によって起きていることではないか?と思うようになりました。
探し当てた意外な方法『食べて治す』とは?
何とかしたい!加齢だからと諦めたくない!早く解決して遊びたい!そう思って、さらに解決策を探しているうちに、・・・見つけた!
『食べて治す リウマチ・膠原(こうげん)病~写真はリウマチ完治後トライアスロン挑戦』
『食べて治す』という意外な言葉!マッサージとか薬とかではないんです。『食べる』なんです。とても興味がわきました。しかも、『トライアスロン挑戦』というから、完全によくなったということを意味します。
すぐにアマゾンでポチって読んでみると、まさに、目からウロコ!
そうだったのか!と声を発してしまいました。
とてもいい内容です。Amazonのリンクをはっておきますので、詳細は、お読み下さい。
『食べて治す リウマチ・膠原(こうげん)病~写真はリウマチ完治後トライアスロン挑戦』
そう言えば「タンパク質不足が病の原因」!
そういえば、「タンパク質不足が病気の原因」、「歳をとったら肉を食べなさい」という話を前々から耳にしてはいました。
- カラダの細胞は次々と入れ替わっている(新陳代謝)
- 新しい細胞を作るためにタンパク質が必要(1日100g)
- タンパク質が不足すると、中古タンパク質で細胞が作られる。
- 中古タンパク質は免疫から異物と間違われて攻撃される。
だから、タンパク質が不足すると、自己免疫の攻撃を受けて炎症が起きる。また、歳をとると肉を控えるようになり、タンパク質が不足してしまう・・・。
ということを、どこかで聞いていました。『食べて治す』というこの本のポイントもまさに、その点でした。かなり詳しく解説されていますので、「そうだったのか!」読んで納得しました!
タンパク質は毎日100g必要というのだけど・・・
私は、健康のために、野菜はしっかり食べていました。そのおかげで、変な病気にはなっていません。しかし、落とし穴だったのがタンパク質。健康のためと思って、肉類は控えていました。その代わりに、豆腐などの健康食品的な食材はしっかり食べていたので、良さそうなものだと思っていたのですが・・・。
豆腐は200g食べていたのにタンパク質不足なの?
「サラダで野菜をたっぷり摂り、豆腐を200gは食べる」これではいけないのか?よく考えると、豆腐にどれだけのタンパク質が含まれているのか、知らなかったのです。
早速、日本食品標準成分表2015年版(七訂)で調べてみると・・・
【絹ごし豆腐 タンパク質含有量5%】
たった5%しか含まれていない! ということは、豆腐200g食べても、10gしかタンパク質が摂れない。確かにタンパク質不足になっている~~~~~!
もしも、絹ごし豆腐でタンパク質100gを摂取しようとすると、2kgもの豆腐が必要だということになりますね!しかも、2kgの豆腐のカロリーは1,240kcalもあるんです。
豆腐といえばヘルシーなイメージですが、栄養面から言うと、よく調べてみる必要を感じました。
食材のタンパク質含有量
そこで、代表的な食材のタンパク質含有量をもとに、タンパク質100g摂取するための量とそのときのエネルギーを表にまとめてみました。
私にとっては意外な結果。鶏むね肉が低カロリー(498kcal)というのは、何となく、予想していましたが、豚かた肉だって低カロリー(608kcal)ではありませんか!
これで、目標が決まりました。
毎日、タンパク質を100g食べる。それを3ヶ月継続してみる!
これで、腱鞘炎が治れば、それこそ丸儲けです!
『食べて治す』プロジェクト開始!
思い立ったが吉日、一日100gのタンパク質を「食べて治す」プロジェクトを開始!
プロテイン飲料は含有率71%で低カロリー
スポーツ店などで売られているプロテイン飲料。タンパク質含有量が71%もあり、タンパク質100gあたりのカロリーは、553kcalの低カロリーです。そこで、バランスのいい食事をして、不足分のタンパク質をプロテイン飲料で補うことにしました。
ただし、プロテイン飲料自体に炭水化物がたっぷり含まれています。そこで、食事の際は、「ごはん」抜きにしてみました。
『食べて治す』開始時点の指の状態は・・・
この写真でお分かりのように、中指と人差し指の第2関節は、曲がったままで、まっすぐ伸ばすことができません。しかも、力を入れると、激痛が!
『食べて治す』開始後3ヶ月経つと・・・
まあ♪何てことでしょう♪
痛みがウソのように消え去り、
中指と人差し指の第2関節をまっすぐ伸ばせるようになっているではありませんか!
こんな嬉しいことはありませんね!
『食べて治す リウマチ・膠原(こうげん)病~写真はリウマチ完治後トライアスロン挑戦』という話は本当だったんですね~!
何と、全身の関節や筋肉の調子が好転した!
指の痛みが無くなっただけではありません。膝の関節の痛みも消えました。踵の痛みも消えました。そればかりか、全身の関節や筋肉の調子がぐっと良くなったんです。
それまで、椅子に1時間腰掛けていると、何となく関節に違和感があったのですが、いつの間にか、長時間腰掛けても平気になりました。考えてみると、車の運転も、1時間ほどすると、立ち上がりたくなっていたのですが、それも解消しました♪
さっそく山遊びに出かけた(笑)
嬉しくて、ルンルン気分で山遊びに出かけたことは言うまでもありません!
まとめです
子どもは「遊び」のためなら努力を惜しまず何だってします。
それと同じように、加齢だからと諦めずに、解決策を探し回った結果、思いもよらぬ意外な方法『食べて治す』に出会うことが出来ました。
野菜をしっかり食べる。タンパク質もしっかり(一日100gを目安に)とる。
自分の健康は家族の幸せ!まさに、「山遊び」に感謝です。
主治医の説明によると、
足の裏のアーチ状の骨を支えているのが足底筋(そくていきん)。この筋肉は筋膜(きんまく)と呼ばれる膜で包まれている。足底筋に過剰な負荷がかかると、筋膜に炎症が起きる。この状態が、足底筋膜炎(足底腱膜炎)。
治療法は、負荷をかけずに炎症が治まるのを待つこと。鎮痛剤を投与すると消炎が早い。