【山歩きの持ち物】ワンショットで全てを持ち帰れる360度カメラの楽しさとは?

山歩きの持ち物として、最近注目しているのが360度カメラです。なにしろ、ワンショットでその場から見える全ての景色が写せるから驚きです!雄大な景色をパシャっと撮って、そのまま持ち帰ると、帰宅してから楽しいこと楽しいこと・・・詳しくお話ししますね。

そもそも360度カメラってどんなカメラなの?

360度カメラの外観はシンプル

360度カメラというから、いかにもゴッツイのか、と思いきや、今回山歩きに持参した360度カメラってこんな外観です。意外に小型軽量で、しかもシンプルな外観。

RICOH公式HPより

真横から見ると、出目金の目のような形のレンズが表面にも裏面にも配置されていることが分かります。

RICOH公式HPより

360度カメラで風景を撮ると、帰宅してからが楽しい!

何はともあれ、360度カメラで撮った風景はどんな感じなのかご覧ください。

まず、やまなみハイウェイ沿いにあるタデ原湿原です。

木道に立ってみると、すがすがしい風が吹き、ススキがゆらゆらと揺れ、ぐるりと見渡すといい景色ばかりで、普通のカメラなら、どの方向に向けてシャッターを切るべきか、ちょっと迷うところです。

360度カメラなら、パシャっと撮るだけで、その場の景色を丸ごと収めることができました!

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

帰宅して、この景色を眺めると、風に吹かれるススキのサラサラいう音が蘇ってきそうです。いやいや楽しいですね♪

次の画像は、タデ原湿原の近くの長者原駐車場の様子です。

気持ちよさそうな芝生があったり、涼しそうな木陰があったり、清潔そうなトイレがあったり、あずまやがあったり、ということが全て分かります!

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

次の画像は福岡県の北九州市にある平尾台です。展望台からの景色が全て納められています。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

このように、360度カメラで風景を撮って持ち帰ると、帰宅してからも楽しいですよ~!

※本プログでは個人情報保護の観点から、撮影した画像を一部修正して掲載しています。

写すのも観るのも簡単過ぎるほど簡単で思い出に集中できる!

いくら360度画像は臨場感があるとは言っても、操作が大変だったら、山歩きどころではありません。

でも、今回山歩きに持参した360度カメラは、スマホを使ってとても簡単に使えました。

実際の操作はどんな感じなの?

360度カメラとスマホを取り出す

360度カメラを収納しているソフトケースから取り出します。

360度カメラの電源を入れる

360度カメラの電源スイッチを押すと、ぱっと起動し、スマホとwi-fiでつながります。(※事前に設定が済んでいる場合)

スマホのアプリを起動する

360度カメラをwi-fiで操作できる基本アプリを起動します。

アプリの撮影ボタンを押す

景色を撮りたいときは、360度カメラは三脚などで固定します。アプリの撮影ボタンを押すと、カメラから離れていてもパシャ!

スマホ画面でその場で鑑賞!

撮影した画像データは、wi-fiでスマホに自動転送。その場で360度画像を鑑賞できます。

風景の360度画像に不要なものが写ったらどうすればいい?

山歩きしてせっかく撮った美しい景色の360度画像。後で観たら、不要なものが写っているなんてこと十分にあり得ます。なにしろ、その場の全てのものが丸ごと映るのですから。

でも、不要なものを消す方法があるのでご紹介します。

360度画像と言っても、ただのJPG画像だった!

次の画像は、先ほど紹介した360度画像の2つ目、長者原駐車場の画像です。この画像ファイルを調べてみると、JPG形式の5,376×2,688ピクセルの画像でした。360度ビューワーを使わずに見ると、なんだか歪んだ世界に見えます。

これを360度ビューワーで観ると360度画像になるんです。不思議というかよくできていますね。

JPG画像だから、ペイント系ソフトで修正可能!

360度画像と言っても、ただのJPG画像、ということは、ペイント系ソフトを使うと修正可能です。

本ブログで公開している画像は、個人情報保護の観点から個人特定につながる部分をペイント系ソフトで処理しています。

修正技1 三脚で固定して2枚撮る

駐車場で撮影したとき、歩行者が何人も映り込んでしまいました。そこで、三脚で固定しておいて、同じアングルで2枚撮影。

ペイント系ソフトで双方を開いて、人が写っていない部分を、もう一方の画像の人が写ってしまった部分に重ねると完全消去可能です。

修正技2 ペイントソフトの機能を活用する

今回使ったペイントソフト(PaintShop)には、クローンブラシという機能があります。画像の茶色い舗装にあった不要物を、周囲の舗装の柄で上塗りしています。ご覧になってください。不要物があったなんて分からないでしょ!

【山歩きの持ち物】ワンショットで全てを持ち帰れる360度カメラの楽しさ~まとめ~

いかがでしょうか。360度カメラはまだまだ一般的ではありません。ですが、私たちが山歩きで出会う絶景って、殆どの場合、周囲ぐるりと絶景ですよね。カメラをどの方向に向けるべきか迷ってしまいます。

そんなシーンでこそ、360度カメラで丸ごと撮ると楽しいのではないでしょうか。

小型軽量なので、山歩きの持ち物候補としてお勧めします!