「日本のスイス」と言われる平尾台!展望台からの絶景を360°カメラで撮ってみた♪

カルスト台地で有名な平尾台は「日本のスイス」と言われているそうですが、一体どんなところでしょうか?

そこで実際に展望台までドライブして絶景を360°カメラで撮ってみました。様子がよくわかりますよ~。

そもそも、カルスト台地「平尾台」って何?

最初に、念のために、平尾台についてご紹介します。
平尾台」というのは、福岡県の北九州市から行橋市にまたがる山(台地)です。(標高は400メートル程度)

北九州市は政令指定都市で人口が100万前後の都市。その市街地から車で30分ほどでアクセスできるほど近いのに、一歩、足を踏み入れると、雄大な別世界が広がっている、という地理的特徴をもっています。


平尾台の雄大な景観は、草原に包まれた丘陵地のあちこちに巨大な石灰岩が顔を出しているという独特のものです。このような、石灰岩でできた台地をカルスト台地などと呼ぶそうですが、日本2大カルスト台地(国定公園)の一つだと言われています。

鍾乳洞が多数ある

石灰岩は雨水によって浸食されやすいとのことで、長い年月をかけて、鍾乳洞(石灰岩の洞窟)が形成されていることが多いようです。平尾台にも、いくつもの鍾乳洞が形成されていて、そのうち3か所は見学可能(有料)です。

今回のドライブコースをご紹介

行橋(ゆくはし)インターからスタート!

今回は、東九州道行橋インターで降りて平尾台へ向かいました。

↓行橋市側にある「平尾台入り口」交差点です。この段階で目に入る山は、ごく普通の山に見えます。

そのまま進んで行っても、景色は↓こんな感じで、「本当に絶景があるのだろうか?」と思ってしまいそうですが・・・。

平尾台らしい風景が現れた!

10分も走ると、いきなり視界が開け↓山の雰囲気がガラリと変わります。やった!草原に覆われた丘陵地

↓空の青さと山の緑に気持ちを癒されながらのドライブです!

そして見えてくるのが、↓この山肌。草に覆われ、所どころに、石灰岩の大きな岩が顔を出しています!

しばらく進むと、案内板が。

まず、鍾乳洞ですが、「千仏(せんぶつ)」「目白(目白)」「牡鹿(おじか)」の3つが、観光用の鍾乳洞でこの先にあるよという案内。また、平尾台自然観察センターというもこの先にある、という案内です。

鍾乳洞入り口まで行ってみる

牡鹿鍾乳洞への案内版があるので、曲がってみました。

すると、一見、民家のような建物なんですが、これが牡鹿鍾乳洞の受付とエントランスです。今回は、中には入らずスルーしました。

つづいて、千仏鍾乳洞へ向かいましたが、道中の風景がすごい。草の緑、空の青さ、気持ちが癒されますよ~♪

ここが千仏鍾乳洞のエントランス。入場するときは左にある階段を下ります。

それから展望台へ向かいました。道中に車窓から見える山々が、なかなかのものでした。

そして、ついに展望台が見えました。

平尾台の展望台から360°カメラで風景を撮ってみた!

さあ、この展望台に360°カメラを持ち込んで、周囲の景色をパシャと納めてみました。下の3つの画像は、クリックすると360°で見える外部サイトがひらきますよ~。

クリックすると360°画像(外部サイト)がひらきます!
クリックすると360°画像(外部サイト)がひらきます!
クリックすると360°画像(外部サイト)がひらきます!

いかがでしたか?360°画像で見ると、平尾台の展望台がどんな景色なのか、よくわかりますよね♪

可愛い花も咲いていた

移動しながら、草むらに小さな花がチラリと見えました。すぐさま車を停めてみると、まあ、なんて可愛らしい!

※アップで撮ってますが、実際は、小指より小さな花です。

平尾台自然観察センター

そのまま、平尾台自然観察センターの前を通りました。

↓周辺の地図が掲示されていました。現在地は、この図の下側の中央にある「P現在地」です。この辺り一帯にいくつもの関連施設があり、「平尾台自然の郷」と名付けられていることが分かります。

ご覧のように↓平尾台自然の郷の周囲の道路は、ループしています。そこで、この周回コースを、時計回りに回ってから、小倉北方面に向かうことにしました。

周回コースの景色はこの通り、美しい!

平尾台自然の郷キャンプ場

周回コースを進んでいて、右側に見えてくるのが平尾台自然の郷キャンプ場です。

芝生の丘のすそ野に広がるフリーテントサイトと、オートキャンプサイトがあります。

平尾台自然の郷キャンプ場の基本情報は、次の通りです。

※事前申し込みが必要です。(密集を避けるためでしょう)

キャンプ場の隣りには、広い芝生スペースと野外ステージがあります。

さらに隣にあるのがヴィレッジゾーン。レストランや売店があります。

小倉南インターへ向かう

ここから、山道を下って小倉南インターへ向かいます。

ほんの10分ほどで小倉南インター側の「平尾台入り口」交差点に到着しました。

「日本のスイス」と言われる平尾台!展望台からの絶景♪~まとめ~

平尾台にあらためて行ってみて思ったこと。

「インターから近い、市街地から近い、それなのに絶景!」

こんなに寄り付きがいい場所で山遊び出来るなんて、有難いですよね~

芝生の丘で星を観察し、朝日を拝みたい!

キャンプ場の芝生の丘が印象に残っています。ここにテントをはり、星空を観察し、朝日を拝むことができたら、最高の山遊びになりますよね♪