やまなみハイウェイ沿線の産山村で見つけた花、ヒゴタイなど6選♪

やまなみハイウェイは日本百名道の一つに数えられる、阿蘇くじゅうの雄大な景色に恵まれたドライブコースです。九重連山の牧ノ戸峠から、瀬の本高原に下ると、そのお隣は、「産山村(うぶやまむら)」。ここは、日本国内でも珍しい花「ヒゴタイ」が咲くことで知られています。

そこで、今回は、やまなみハイウェイから産山村へ足を運び、花を中心にご紹介します!ヒゴタイの花たちに癒されてくださいね♪

目次

そもそも、ヒゴタイの花ってどんな花なの?

今回の主役の「ヒゴタイの花」。私はもともと花の名前はほとんど知らないのですが、その私でも初めてヒゴタイの花と対面したとき、すごく印象に残りました!

他の場所には生息していない珍しい花です。最初に、ヒゴタイの花のプロフィールをご紹介しますね。

ヒゴタイのプロフィール

産山村にあるヒゴタイ公園でパンフレットをいただきました。

それによると、ヒゴタイの花の説明は次のように書かれています。

ヒゴタイは、産山村の村の花に指定されているキク科の植物です。九州と大陸が陸続きだったころの残存植物で、現在は自生の個体が少なくなっていることから、レッドリストにも登録されています。開花の最盛期は、8月中旬ごろから9月いっぱいです。

ヒゴタイ公園案内図 より

短い説明文ですが、大切なことが書かれますね。

「レッドリストにも登録されています。」

レッドリストというのは、国際自然保護連合が作成した絶滅危惧野生生物のリストのことです。ヒゴタイは、絶滅しかかっているんですね!地元の方の話では、要因の一つは乱獲だそうで、さきほどのパンフレットには、「盗掘を見つけたら下記までご連絡下さい。」と書かれています。それほど深刻みたいですね。

花の種類としては、キク科の植物ということです。菊の花も花びらが多数ありますが、ヒゴタイも何となく似ているような(私は植物の専門家じゃないので、あくまで印象です)。

産山村のヒゴタイ公園でみつけた花6選!

そこで、さっそく、ヒゴタイ公園を訪れてみました。

ヒゴタイ公園に着くまでの道中は阿蘇くじゅうの絶景!

ヒゴタイ公園キャンプ場パンフレットより

やまなみハイウェイからヒゴタイ公園に行くには、瀬の本を少し南に過ぎたあたりから、細い道に入ります。この場所は、南は阿蘇五岳が見渡せる草原地帯、北を見上げると九重連山という抜群のロケーションです。

ヒゴタイ公園までのくねくね曲がった道は、南を向けば阿蘇五岳の絶景↓

北を向けば↓、九重連山(くじゅうれんざん)の眺望を味わえる、という夢のような素敵なコースです。

この赤い矢印の頂きが、標高1,789メートル久住山(くじゅうざん)でしょう。手前に、岩むき出しの急斜面が見えますね~。

ヒゴタイ公園の駐車場に着きましたが、周囲の景色があまりにも綺麗なので、パシャとやってしまいました。

駐車場では、牛たちも出迎えてくれました!?。

ヒゴタイ公園に入園する

エントランス

ヒゴタイ公園の駐車場に車を停め、エントランスへ行くと、出迎えてくれたのがヒゴタイのモニュメント。

その横のヒゴタイ公園散策マップがこちら。

地図の左上の赤い点が現在地なんですが、今回は、ビジターセンターを通って赤い線で示されている「高原の道」あたりを散策してみますね。

受付と入場料

まず、ビジターセンターで受け付けです。

入場料は300円、安いですね。ただし、入場料が必要なのは7中旬から10月中旬。それ以外の時期は、無料開放しているそうです。お金を払ってパンフレットをいただきました。

↓「トンネルを抜けると、その向こうには阿蘇五岳が見えていた。」この建物、よくできてますね。

ヒゴタイの花たちとご対面!

ヒゴタイの花って、よくよく見ると、色も違う、大きさも違う、形も違う、それぞれ個性があるんですね。おまけに、背景も違うので、いろいろなヒゴタイ達をパシャしてみました♪

↓これが一番大きな花でした。

九重連山を背景にパシャ↓

色が薄い花もあるんですね。手前の花にはハチが来ていました。このハチで蜂蜜つくったら、どんな味がするでしょう?

色も形も大きさも申し分ない花です↓

こんな風に、他の花と一緒に群生していました↓

花を見て歩きながら、遠くの阿蘇五岳も堪能・・・!

皆さも、思い思い写真を撮ってましたね~。

ヒゴタイ公園を盛り上げる他の花たち

ご覧いただいたように、ヒゴタイは紫色の丸い花。それを一層、引き立ててくれるのが、色も形も異なる他の花たちです。

名前が分からないのですが・・・。

やまなみハイウェイ沿線の産山村で見つけた花6選~まとめ~

正直言うと、「産山(うぶやま)村」とか「ヒゴタイ」などの名前は、聞いたことありませんでした。けれども、やまなみハイウェイを走っていると、道路標識や案内標識などで見かけるんです。

「産山」何て読むんだろう? 「ヒゴタイ」って何だろう?

こうして、やまなみハイウェイが縁結びとなって、産山村に足を運ぶことが出来ました。

感想としては、まず、ロケーションが抜群。南を向けば阿蘇五岳、北を見上げれば九重連山。そこに綺麗な花が咲いていたり、そのほか温泉だとかキャンプ場だとかグルメだとかありそうなので、これからも、足を運んでみたいと思いました。